パナソニックスタジアム吹田
ガンバ大阪のホームスタジアム。万博記念競技場に替わって2016シーズンからオープン。ガンバのセカンドチームも使用するためJ3も開催される。テレビでしか見たことがないけどイングランド・プレミアリーグのスタジアムそのもの。国内では埼玉スタジアムに次ぐ規模のサッカー専用スタジアムだ。
アクセスは大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩で15分。直線で結ぶともっと近いが間にあるショッピングモールは通行できず迂回させられるのでこのくらいかかる。JR茨木駅からバスも出ている。モノレールは輸送力が弱いので帰りはものすごく混雑する。
万博時代は再入場可能で外にあるスタジアムグルメを堪能できたが、全て場内販売になり、また再入場はできなくなっている。コンコースは決して広くないので大変混雑する。
建設費を抑えて造ってあるので所々不備があるのは事実だがサッカーを見ることにおいては国内屈指であることは間違いないだろう。2016シーズンの天皇杯決勝の舞台となりそれまで国立競技場が担っていた役割を務めることになるのだろう。
フクダ電子アリーナ
ジェフユナイテッド千葉のホームスタジアム。通称「フクアリ」。全席屋根付きでよほど前の方に行かなければ雨の英も快適に観戦できる。サッカー専用スタジアムで座席がピッチに対して歪曲しているおかげでどの席でも見やすい。
アクセスはJR総武線、京葉線蘇我駅から徒歩10分ほど。駅からの道も広く作られており、帰りに人が集中しても前が進まないということはない。
座席も前との間隔が広く空いており快適に観戦ができる。座席の下もしっかりとスペースがあり荷物が置けるようになっている。ゴール裏だけは背もたれは無いのだがそんなことは気にならない。
サッカー専用でアクセスもよく、屋根付きと申し分のないスタジアム。唯一文句をつけるならキャパシティくらいだがこの規模だからこそ、これだけのスタジアムができたのだろう。こういうスタジアムがもっと増えれば日本のサッカー文化がもう1段階あがることだろう。
エディオンスタジアム広島
ニンジニアスタジアム
愛媛FCのホームスタジアム。総合運動公園内にある陸上競技場。悪評高いスタジアムだったが国体に向けて改修が行われ以前よりは快適になった。
アクセスは基本的に松山駅、松山市駅、大街道からバス。愛媛FCの試合になると臨時便が出ているが対戦カードによっては混雑して乗れない場合もあるので路線バスもチェックしておこう。
チケット付きの往復乗車券もあるので積極的に利用したい。料金的にもお得だし小銭を用意する手間も省ける。販売しているのは松山駅と松山市駅のみなので注意。
市街地からかなり離れていてアクセスは悪いのだが着いてみればそんなに悪くない。スタグルも充実しているしクラブはかなり努力している。
みかんの大産地ということで数多くのオレンジジュースをブレンドして出してくれる。
ぜひご賞味あれ。
いいスタジアムとはなんぞや② 〜見やすさと臨場感〜
尻切れトンボに終わったので第2弾。いいスタジアムの要件の1つである見やすさについて掘り下げる。
まずは見やすいって何?ということ。よく言われるのが単純にピッチとスタンドの距離が近いってことだけど一概にそうとは言い切れない。
例えば日立柏サッカー場。
日本で最も臨場感のあるスタジアムと言っていいだろう。しかし見やすいかと言われると疑問符が付く。何しろ近すぎて反対側のコーナー付近は見れないのだ。
陸上競技場ではあるがスタンドの傾斜がありピッチとは遠いものの見にくいという感じはそこまでしない。あとは形状がすり鉢型、まあピッチに対して曲線に作られているスタジアムは見やすい部類に入ると思う。
何が言いたいのかというと見やすさと臨場感は全く別のもので両立しているスタジアムはなかなかないということ。
国内で両立していると言えるのは豊田スタジアムくらいかな。
劇場型スタジアムとよく言われているけどピッチとスタンドの近さは日立台などには及ばないものの観客目線で作られているため臨場感は半端ない。新しくできた吹田もこんな感じかな。行ったことないから分からないけど。
ただこれに関しては個人の好き好き。とにかく臨場感や迫力を味わいたい人は日立台や西が丘をオススメするし、俯瞰して見たいのならフクアリ、ノエスタのバックスタンド、もっと言うと日産や味スタの2階席でもいいと思う。1番はヤマハのバックスタンドかな。
見やすさというのはいいスタジアムの条件の一つだと思うけどその基準は人によって大きく変わるよねという話です。専用スタジアムに越したことはないけれど、それありきになるのも違う。まずは一度でも色んなスタジアムに行ってみるといいと思う。その後また違った答えが出るかもよ。