フランスの名門クラブ、オリンピック・マルセイユのホームスタジアム。何度か拡張する間にまるでドームのような形になってしまった。収容人数は60031人とフランス国内ではパリのスタッド・ド・フランスに次ぐ規模。またネーミングライツを獲得しオレンジ・ヴェロドローム(Orange Vélodrome)となっている。1938年、1998年のW杯の舞台になり、また4度のラグビーW杯でも使用された歴史のあるスタジアム。
アクセスはメトロの2号線Rond-Point du Pradoから歩いて5分ほど。もしくは終点のSte Marguerite Dromelからでも行ける。バックスタンドの席なら終点まで行ってしまった方がいいかもしれない。2号線は国鉄駅のGare Marseille Saint-Charlesも通っていて所要時間も10分ほどと抜群のアクセスと言える。切符はメトロ、バス、トラム共通で1日乗車券もあるので有効活用したい。帰りはとても混雑するが中心部まで歩けない距離ではない。
グッズショップも併設されている。旧港の近くにもオフィシャルショップはあるがスタジアムの方が品揃えが良かった。
マルセイユのサポーターはかなり熱狂的な方で、観戦した試合はヨーロッパリーグのラウンド16だったがメトロの駅を降りたら発煙筒の煙で涙が出て来たし目の前で爆竹が破裂したりして正直ビビってしまったが、周りの女性も子どもも避難する感じではなかったのでこれが普通なのだろう。