尻切れトンボに終わったので第2弾。いいスタジアムの要件の1つである見やすさについて掘り下げる。
まずは見やすいって何?ということ。よく言われるのが単純にピッチとスタンドの距離が近いってことだけど一概にそうとは言い切れない。
例えば日立柏サッカー場。
日本で最も臨場感のあるスタジアムと言っていいだろう。しかし見やすいかと言われると疑問符が付く。何しろ近すぎて反対側のコーナー付近は見れないのだ。
陸上競技場ではあるがスタンドの傾斜がありピッチとは遠いものの見にくいという感じはそこまでしない。あとは形状がすり鉢型、まあピッチに対して曲線に作られているスタジアムは見やすい部類に入ると思う。
何が言いたいのかというと見やすさと臨場感は全く別のもので両立しているスタジアムはなかなかないということ。
国内で両立していると言えるのは豊田スタジアムくらいかな。
劇場型スタジアムとよく言われているけどピッチとスタンドの近さは日立台などには及ばないものの観客目線で作られているため臨場感は半端ない。新しくできた吹田もこんな感じかな。行ったことないから分からないけど。
ただこれに関しては個人の好き好き。とにかく臨場感や迫力を味わいたい人は日立台や西が丘をオススメするし、俯瞰して見たいのならフクアリ、ノエスタのバックスタンド、もっと言うと日産や味スタの2階席でもいいと思う。1番はヤマハのバックスタンドかな。
見やすさというのはいいスタジアムの条件の一つだと思うけどその基準は人によって大きく変わるよねという話です。専用スタジアムに越したことはないけれど、それありきになるのも違う。まずは一度でも色んなスタジアムに行ってみるといいと思う。その後また違った答えが出るかもよ。