長野Uスタジアム
AC長野パルセイロのホームスタジアム。以前はピッチレベルのスタンドがあるにすぎなかったけど改修工事を経てJ1規格も満たす立派なスタジアムが完成した。
アクセスはJR篠ノ井駅からシャトルバスで10分ほど。歩いて行けないことはないけど40分くらい歩くのでオススメはしない。本数は多いのでシャトルバスを使うのが無難。ただ長野駅から篠ノ井駅に行く電車の本数は少ないので長野駅から来る場合は注意が必要だ。
全席に屋根がかかっていて、また座席も背もたれとドリンクホルダーが付いており観戦環境としては申し分ない。また基本的には2層だがアウェイ側だけ1層構造となっている。球技専用スタジアムで2階席の1番後ろからでも十分見やすい。もちろん1番前は臨場感抜群だ。
感覚としては北九州のミクスタに似ている。ミクスタの方がピッチに近くアクセスが良いが、バックスタンドが広く屋根が付いている点、座席の面では長野Uの方が優れている。
ミクスタに並びこの規模では国内で最高クラスのスタジアムだろう。
日産スタジアム
横浜F・マリノスのホームスタジアム。日韓ワールドカップの決勝戦の舞台で現在もクラブワールドカップが日本で開催されるときは会場の1つとなっている。収容人数は72,000人と国内最大の競技場だ。横浜FCもたまに使用する。
アクセスはJR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン新横浜駅から徒歩で15分ほど。JRで来る場合は新横浜の隣の小机駅の方が近く露店も出てはいるがコンビニはないので注意。
見やすさについては1階席は傾斜もなく見にくいことは否定できないが2回席は俯瞰してみるならば見やすい。2階席と言っても4階分登らないといけないのでしんどい。ただ見やすさ以外では前の方は濡れる物の屋根もかかっており座席はドリンクホルダー付きで悪くない。キャパだけは文句なしなので家族連れで行くには適しているのかもしれない。
札幌ドーム
コンサドーレ札幌と北海道日本ハムファイターズのホームスタジアム。おそらく世界で唯一のサッカー兼野球専用スタジアム。サッカーの天然芝は普段は外で養生しており試合になるとそのままスライドさせて使用するという離れ業をやってのけている。
アクセスは地下鉄東豊線の福住駅から徒歩で10分ほど。一本道なので迷うことはないだろう。新千歳空港から直接来る場合は札幌市内に向かうバスに乗れば行ける。15分おきに出ているので便利。
ドーム球場ということで完全に屋根に覆われていて雨の心配は全くない。さらにエアコンも完備されているので快適に過ごせる。座席は折りたたみ式でドリンクホルダー付きというまさに野球場。過ごしやすい気候で飲むサッポロクラシックはとても美味しい。
2002年の日韓ワールドカップに向けて作られたスタジアムなので内装も綺麗。スケール感があって北海道らしいスタジアム。
ミクニワールドスタジアム北九州
ギラヴァンツ北九州のホームスタジアム。それまで本拠地だった本城陸上競技場が老朽化、J1ライセンスを満たしていないなどの理由で新しく作られたサッカー専用スタジアム。スタンドからピッチはすぐそこ。典型的なイングランド式のスタジアムだ。
アクセスは小倉駅から徒歩10分はかからない。歩道橋を使えばスタジアムまで信号が一切ないというアクセスの良さ。また下の通りもかなり広いので多く入ってもそれほど混雑しない印象。
ただスタジアムでの導線はかなり悪いので注意。特にバックスタンドに行く際の道はかなり狭いので今後は改善を期待したい。待機列は南側に伸びているので国際会議場より手前から入った方が行きやすいと思う。
スタンドはバックスタンド以外は大きな屋根に覆われているので雨の日も濡れる心配はない。その上特に閉塞感もなくピッチの日当たりも十分なので芝の心配もなさそう(潮風が影響するかもしれないが…)。船のマストをイメージして作られているらしい。
恐らくこの規模のスタジアムでは最高クラスのスタジアム。海に隣接していて景色を見るだけでも楽しめる。本当に素晴らしいスタジアムができたものだ。
立地的にはフクアリに近く、スタジアム的にはNACK5の強化版と言えばその素晴らしさが伝わるだろうか。